もずめか日記・改

女+女で波乱万丈に生きる、スペクタクルノンフィクションストーリー。
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    もずくの過去話〜その3【盲目スパイラル】

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       もずくの過去話、前の記事はこちらからどっぞん。

       もずくの過去話1

       もずくの過去話2

      ******



       ミツキはとにかく外へ遊びに行きたがりました。
       彼女の稼ぎと私のアルバイトの稼ぎは決して多くなく、やりくりをするのは私の役目。自分がいくらもらっているかは知っているはずなのに、それ以上のお金を使う人でした。

       買い物、旅行、足りない分は私のスロットの稼ぎで補てん。(当時、年間200〜250万は稼いでいました)
       少しは節制を、と頼んでみるものの、潤んだ目で「おねがい〜」と言われると断れないのが私のあほさ加減です。

       

       そして……。

       

       ミツキ自信がスロットにはまってしまい、その打ち方たるや完全賭博師モード。

       私も根本は賭博師思考ですが、スロットに関しては解析したり店のデータを毎日取ったりしながら打つ【職人型スロッター】でした。生活がかかってましたから、冒険不可なのです。

       それでも、息抜きになるのならと許した私はこのあと最大のしっぺ返しを食らうことになります。


       付き合いたての頃は、すべてが素晴らしく映る時期でもあります。
       すべての疑問は相手を想う気持ちによってかき消されていきます。
       
       私はあらゆる疑問を押しこめて彼女を追いかけました。

       

       それがただの【意地】と気づかないまま。

       彼女が望むことを、できるだけ叶えたい。

       私のことだけ考えてほしい。

       周りから見たら、去る者を必死で追う滑稽な姿だっただろうと思います。

       

       彼女には姉妹がいて、私はその人たちの送り迎えも担当していました。

       

       ミツキ:夜遅いと危ないから、もずく、駅まで行ってほしいの〜

       

       好きな子のご家族に気に入られるならお安いご用です。
       朝だろうが深夜だろうが、呼び出されればどこへでも車を飛ばしました。
       その内、ミツキのお姉さんがミツキを通さずに私に直接電話をかけてくるようになりました。

       

       お姉さん:あ、もずくちゃーん? 今○○にいるんだけどぉ〜、終電無くなっちゃったーあはははは!

       

       ○○ってあんた……

       車で2時間の場所ですやん。

       それでもぐっとこらえて、車だと2時間かかっちゃいますけども、と言うと(かなり遠回しな拒否なのはわかりますよね)、

       
       お姉さん:あ、待てる待てる! 飲んで待ってる〜!

       

       お姉さんとその彼氏の送り迎え、下の姉妹の送り迎え、下の姉妹のお友達の送り迎え、



       

       って



       

       ちょっと待てやーーー!



       

       おかしないかー!



       

       さすがに度が過ぎているのでミツキに相談すると、

       

       ミツキ:あたしが大事なら、あたしの家族も大事にして!

       

       で、終了しました。

       

       ゴーン。



       

       そして。

       付き合ってから1年半がたった頃。

       それまでにも彼女は足しげくコンパに通ったり、買い物したり旅行をねだったり相変わらずでした。
       しかし、彼女は私というものをよく理解していました。

       私が、彼女の涙に弱いこと。

       甘えれば、私の機嫌を取り戻せること。

       私が不機嫌になるとものすごいタイミングで、なおかつ超絶技巧で甘えてきて、すべてなかったことにしてしまうのです。

       いちいち機嫌直す私がほんまあほなんですけど!

       めかぶにも、何でそこで許すねんあほやなあああ腹立つ殴りたいと言われました。わかります。私だって殴りたい、あの頃のもずくを!

       

       で。

       

       ある日、ミツキが会社の先輩(男性2人)と飲みに行くことになりました。
       心配ではありますが、会社のお付き合いならしょうがないことです。
       普段、彼女の面倒もよく見てくれていることと、1人は既婚者、1人は離婚したてだけども養育費を払っている状態の方で、まあ大丈夫だろうと私はのんきに構えていました。
       

       と

       

       こ

       

       ろ

       

       が

       

       深夜1時ごろ、メールが。
       おお、まだ飲んでたのかと目をこすりながら読むと……

       今日ね、まだまだ飲み足りないってことで、
       
      ○○さん(既婚じゃない方)の家にね、3人で泊まることになりました〜
       
      二人っきりじゃないし、いいよね?
       ちゃんと3人だから安心してね。
       
      また明日ね〜
       
      おやすみ!

       

       ……





       

       ………





       

       …………





       

       あほかーーーーーーーー!!

       


       

       二人きりじゃないけどってあんた、3人だからいいよねってあんた、君以外男性やから意味ないわーーーー!!

       
      そもそも、恋人がいる身で、なぜそういう行動ができるのか!?

       コンパにしろ、ましてや恋愛対象になるかもしれない相手と(異性とは限らないのでこう言う書き方で一つよろしくです)二人きりになるだとか密室に入るとかそういうことって、控えないかー!?

       

       私がおかしいのんか!?

       すっかりパニくってしまった私は、彼女に電話しました。
       電話口にはすっかりハイテンションの彼女の声。その後ろでは、男性2人の笑い声。

       正気保てっていう方がおかしいわな。

       私は、ミツキに言いました。それはさすがにダメでしょう、迎えに行くから帰っておいでと。

       

       しかしミツキは、お決まりのセリフです。

       

       私が信用できないの?

       

       そういうことじゃない……。

       そういうことじゃないんだ……。

       

       言い返したくても、離れられることの方が怖くて何も言えない自分にがっかりです。

       信用してるよ、信用してるけど……

       そこまで言ったとき、電話が切れました。


       どうしてこんなつらい気持ちになってまで、あの子が好きなんだろう。
       こんな思いするくらいなら別れたらいいのに……。

       でも、性別を超えて私を選んでくれたあの子の気持ちを信じたい。
       ミツキを知って、一人じゃない幸せを知ってしまったその頃の私には、孤独はとても怖い存在でした。

       

       もう、一人になりたくない。

       私がこらえていれば、いつかきっとミツキもわかってくれるだろう。

       翌日、何事もなかったように甘えてくるミツキを許し、姉妹やご両親のお使いや送り迎えに奔走し、バイトし、学校へ行き……。


       時折彼女がくれる【愛してるよ】の言葉にすがりながら、すでに歯車の狂い始めたこの恋に私はゴールの方角もわからないまま迷走するのでした。



       

       そして……。

       そんなことを繰り返しながら、ケンカしては戻り、ケンカしては戻り。

       お互いの気持ちがすれ違い、仲直りして戻ったかのように見えましたが、実は少しずつ離れていっていることも気づかずに……。



       

       そんな盲目のスパイラルに終止符を打つ事件が訪れるのです。



       

      〜つづく

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