もずめか日記・改

女+女で波乱万丈に生きる、スペクタクルノンフィクションストーリー。
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    何のゲーム買おうかな。

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       今、知り合いに『少林寺拳法』に激しく誘われています。

       空手、剣道、琉球空手と学んできた私、さらに少林寺と来れば、



       もう就職先って用心棒しかないと思うんだ。



       こんばんは、もずくです。



       さて、もうすぐ入院するためにいろいろ準備をしています。

       どうも運の悪いことに、レディーの日が重なりそうな予感。
       私は2日間、滝のような出血があるのでかなり心配。すごく心配。

       学生時代はね、今みたいに、30センチだとか40センチだとかそう言ういわゆる『メガナプキン』とかなかったんだ。
       しかもなかなかに高いもんだから、お徳用の普通サイズを何重にも重ねて使っていたんだけど、それでも悲劇が起きたりしてたものです。

       中1のときに心臓の手術をしたことがあって、病気が見つかって約4ヵ月、レディーデーが止まってしまってたんですが(たぶん恐怖とストレス)、手術が終わって翌日ICUで目が覚めて、


       あ、生きてる


       って感じた瞬間急に始まりベッド上がえらいことになったのを思い出します。
       人間の体って『生きたい』と強く思うと活性化するってほんまやわ。


       その時に支給されたのが『大人用オムツ』だったんですが、恥ずかしさよりも『確かな安心感』の方が強かった記憶があります。
       今回も一応用意しておこうかしらとオムツを買いに薬局へ行くと、





       こんなの売ってるんですよ。

       はくタイプのナプキーン。


       何ていい時代になったんだ……。


       時代は確実に動いてますね。(大げさ)

       一応買いました。


       あとは入院中のお供、ゲームを買いにいくわけですけど、最近はオンラインゲームばかりでDSとかをあまりやらないので何がいいのかさっぱりです。


       ただ、逆転裁判シリーズが大好きなので最新作をやろうかなと。今一番新しいの5だったかな。

       そう、私は推理ゲームがものすごく好きなのです。マリオは壊滅的です。

       私が小学生の頃赤白ファミコンが出て以来、ずっと推理ゲームの虜。

       『ミシシッピー殺人事件』とか、難解でした。
       一度聞いた証言は、


       『もう言いました。』


       と冷たく切られ、手順通り進まないとバグで詰まるクソゲーっぷり。攻略本読んでもだめだった。無理。


       『シャーロックホームズ』もありましたね。懐かしい。

       軍資金を得るのに


       通行人を殴って貯めるシステム


       は、どう考えてもおかしいんじゃないかと子供心に思ってました。


       そして名作『オホーツクに消ゆ』。これはもう最高だった。BGMもストーリーもすごく良かった。
       
       


       左の男が私(ボス)の部下で、一番右がこのゲームのヒロイン。

       でも私の最愛の人は、その隣にいるヒロインの友人、めぐみさんでした。




       どうよこのサービスショット。

       裏技使うと、バスタオル取るんだぜ。ほんとだぜ。
       毎日その技のことばっかり追い求めてた小学生だったぜもずく。


       あとは『山村美紗シリーズ』もほとんど全クリアしてます。みんなはDS版の美紗ゲーはやったかな? おもしろいのでおすすめだけどたいがいの人が『出てることすら知らなかった』ってちょっとさびしいんだぜ。

       もし何かおすすめのDSゲームがあったら教えてください。
       逆転裁判はきっと1日半もあれば解いちゃうと思うんだ。入院3泊だから! 足りないから!


      ******

      ★拍手お返事

      ・Kちゃん・・・いつも真っ先に激烈拍手ありがとう! 今度例の沖縄料理で海ぶどう食べよう。

      ・ななしさん・・・そうそう、ほんとは喧嘩すると疲れるし悲しくなるしで避けたくなるんですけど、お互いの意見を分かり合うには妥協せずぶつけ合わないと絆ができないんだと思うのです。ぶつかった分だけ、相手はきっと自分のこと理解したと思うし、こちら側も同じ! 友情とか愛情は、練り上げないと強くならないなあと最近実感しております。


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      ↓いまだに赤白ファミコン持ってるけど、ちゃんと稼動するんだよ。たまに無性にやりたくなるんだ『シャドウゲイト』。
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      真逆の2人でも9年続いてます。

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         今日は久々にケーキ1ホール完食したった! ゲフー


         こんばんは、もずくです。


         30歳過ぎても、夜の繁華街で補導された女。

         カツアゲにあって『金を出せ』と言われ『何で?』と答えヤンキーを凍らせた女。

         早い車に乗っけられても急にスピンかけられても怖くなかった女。(推測)


         それがめかぶです。


         同じB型でもここまで真逆なのかとびっくりするくらい、私たちは対照的です。

         めかぶはまず、何事にも動じない。
         私はまず、何事にも動じる。

         めかぶは、怒ると黙る。
         私は、怒ると饒舌になる。

         うわー真逆。

         私はつい人をすぐ信用して、キレるまでにものすごく時間がかかり、すりよられるとなかなか断ち切れない優柔不断。(過去話参照)
         めかぶは誰にでも慎重で、キレたらもう2度目が絶対にない。

         
         私の音楽の好みはダンス系、中でもユーロとトランス。
         めかぶの音楽の好みは何はともあれメタル。


         ううん真逆。


         ドラクエで言うと。
         私は、レベルが未熟でも自分以外の棺おけ引っ張って先に進みたがる。
         めかぶは、レベル上げを優先しながら、ダンジョンのすべての場所を回って宝箱を残さず開けないと先に進みたくない。


         一緒にプレイすると喧嘩が絶えない。ダメ、絶対。


         私は、病気がちだったせいもあるけども、たいがいはいろいろと理由をつけてすぐ逃げ出しがち。
         めかぶは、決めたら最後までやりぬくタイプ。(子供のころに漫画家になると決めて、今ではもうプロ生活20年突破)
         
         
         育った場所も環境も、まったく違う二人。
         何で出会ったのかも不思議なくらい。

         
         最初はほんと喧嘩ばっかりしてました。
         価値観が真逆だと、意見の歩み寄りにも時間がかかるものです。
         でも、喧嘩したいってことは『相手に自分を判ってもらう、または相手を知りたい』と思うからこそ。何かそんな感じの歌をともちゃんが歌ってたような気がする。

         何回も、泣かせたなあ。
         私も何回も泣いた。

         でもこんなにも真逆なのに、今となっては『あのさ』と言うだけでもう言葉の続きがわかってしまう、不思議です。


         もうすぐ付き合って丸9年、記念日が退院後でよかった。だから元気で帰ってこようと思います。


        ******

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        ↓記念日には二人が出会ったBARに行こうと思ってたら、すでに閉店していて呆然。でもその後に入ったお店もいい感じなので、今度行ってこよう。
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        日常 | permalink | comments(6) | - | -

        もしかしてそれはプロポーズなのか。

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           今日は久々に心斎橋まで出てきました。

           ねえ、もうだめ。

           人ごみに負ける。

           飲まれる。流される。

           喫茶店がないと絶対無理。


           こんばんは、虚弱もずくです。



           他の方のブログを拝見していると、男性とお付き合いしていたことがあるという方、けっこう多いですよね。めかぶもそうですし。
           

           実のところ、私は彼氏、というものが隣にいた経験はありません。

           

           しかし。

           勝手に彼女と思われていた、という珍妙な経験がありますので今日はそのお話。


           19の時、とある飲み会がありました。

           何とその主催者、ミツキなんですね。ミツキって誰ぞ? という方は、当ブログの『もずくの過去恋愛』をじっくりお読みいただけると幸いです。まあ、もずくの前の彼女です。


           その飲み会の趣旨は、ミツキのお目当ての男性とミツキをお近づきにさせる、だからまわりで盛り上げてください的なものだったんですが、私はそういう『恋愛からみ』の飲み会=コンパってあまり好きじゃないので延々と逃げてたんですが、もう一人の友人が捕まってしまったので出席することになりました。

           あ、男性と飲むのは好きなんですよ。

           一緒にバカ騒ぎするの大好きです。

           それでまあ出席したのはいいのですが、ミツキのお目当ての彼氏T君はまんざらでもない様子ですっかり出来レースモード。

           そんじゃあもう1次会で帰ってもいいんじゃないかしらと思っていると、2次会はカラオケとのこと。

           すると、私の隣で飲んでいたK君が、しきりに行こうよ、と勧めてきます。

           終電も、ましてや終バスも無くなった時間、しょうがないかなあと行くことになりました。

           

           するとですね。



           誘った私や他の友人残して、ミツキはT君とさっさと抜け出して連絡もなく、朝が来ちゃったわけですよ。

           いつお開きにしていいかぐらい言っておいたらどうだろう。



           

           はっ。



           

           たしかこの頃、私はミツキのことを【ふざけんなこのアホが】とののしっていたはずだわ。

           でも、この5年後に付き合うことになるなんて、人生は何てミステリー……。

           

           それはともかく、私も友人もいたくご立腹で帰宅したら、K君からメールが入ったんです。


           えっ


           私、アドレス教えてないぞ……

           

           内容は、今日は楽しかった、できたらまた一緒に遊びたいんだけど、というものでしたが、いかんせん教えても無いアドレスを知っていることに不信感MAXの私、電話してみました。

           

           まあ犯人はミツキだったんですけどね。

           勝手にアドレス教えるとか、ホントないわー。

           自分がされた時はそれこそ、相手の女の子をくそみそにののしってたくせに、ないわー。


           でもこの5年後つきあ(略


           それからK君の甘いメール攻撃は続きました。

           K君は静かな男性でしたので、私的に物足りなくはあったのですが、周りがやれ彼氏だの、デートだの、と忙しくなっていく中、せっかくだからこの機会に『恋愛が絡んだ男性』を知るというのもいいかもしれないな、と思いました。この頃まだ私は自分のことを【ビアン確定】と感じていたわけではなく、ものすごく宙ぶらりんな頃でしたので、もしかしたら実際に付き合っていけば何かわかるかもしれない、という思いもありました。


           え?

           

           そんな気持ちで相手に失礼じゃないかって?

           

           うん、私もそう思う。

           

           でもね、最後まで読んで。

           

           そんなある日、一緒にボーリングへ行こう、という話になりました。

           私と友人と、K君とその友達。

           迎えに来た彼の車はかの名車スカイラインGTR



          Happy Gambler!
           

           私が車バカって知っての狼藉か!!!(逆ギレ)


           ドアを上げるとフェイクファーの敷物が敷いてあったので、私はすぐにその意味をくみ取り、靴を脱いで乗ろうとしました。

           すると彼は、

           

          「あ、いいよいいよ、もずくさんだったら土足でいい」

           

           車好きならさほどめずらしくもない土禁。

           車をよく知らない人が聞いたら、うわ何それキッモ! って思うかもしれません。でも、自分でお金を貯めて買ったというそのGTR、ずっときれいに大事に乗りたい、とかわいがっているのはとても素敵なことだとは思いませんか!

           

           私はそれでも靴を脱いで乗りました。

           

           ゴミ一つ落ちてない車内、内側も磨かれた窓、手入れしてあるシート……むむう、お主やるな……と思わず私も感動の愛し具合でした。

           他愛のない話をしたり、あほなことを言って笑い合ったり。

           ほほう、世の中の恋人って言うのは、こういう会話で盛り上がって行くわけなのね……としみじみする一方、私は常に何かもやもやするものを感じていました。


           女の第6感。

           

           聖闘士のセブンセンシズ。

           

           シャカの阿頼耶識。(すいませんオタクネタで)

           

           もうそろそろ付き合おう、と言われてもおかしくない頃、私はミツキの彼氏にばったり会うことがあり、それとなく尋ねました。

           

          もずく:「K君て、今フリー?」

          Tくん:「えっ、彼女いるで。終わりそうと言いながら……続いてるんちゃうかな」


           ほーーーーら来た……!

           いいえ私は、2番目の女……そういうことかいコラー!


           女の勘って、ホントすごいよね。

           私の嫌な予感は的中しました。

           

           ああもうこれは、ややこしいことになる前に引導渡したらなあかん。

           私は彼の甘いメールに返信を打たなくなり、考えがまとまったら電話しようと思っていました。


           すると後日、友人と駅前を歩いていると……何たる偶然か、K君が現れたのです。
           そして開口一番、

           

          「ダメじゃん! 彼女ならメールの返事くれないと!」

           

           驚愕の顔で私に振り返る友人。

           

           えっ、あんた彼氏おったっけ的な。

           

           そんな友人を、同じような顔で振り返る私。

           

           えっ、私彼氏おったっけ的な。

           

           とりあえずその時は友人が一緒だったので、後日会って話すことになりました。

           

           彼は車で迎えに行くとごねましたが、付き合う気も無いなら乗る必要はありません。自ら密室に飛び込むことは、何をされても文句言えません。

           私は原チャリで駅前まで出て、喫茶店で落ち合いました。

           

           彼は終始ご機嫌で、車のパーツの話やオーディオの話、私が喜ぶような話題を振ってきますが私のハートはもはやシベリア並みに極寒です。

           すると彼、突然改まって、

           

          「あのさ……俺、ちゃんと、言っておきたいことが、あるんだ」

           

           まずい。

           付き合おうっていう気だ。

           何とか話をそらして私の言いたいことを言おうとしたその瞬間、


          「俺、おたふく風邪、やってないんだけど……それでもいい?」



           

           ( ゚ο゚) ポカー…ン



           

           彼の表情は至って超まじめ。

           しかし、私にはもはや一片の情なし(@ラオウ)だったたので、すかさず答えました。

           

          「K君は面白いし、優しいと思うわ」

           

           するとちょっと嬉しそうにほほ笑むK君。しかし私は、あえて鬼スイッチをオンに。

           

          「でもまあ、ちゃんと終わらせてから始めた方がいいんじゃないの?」

           

           その時の彼の顔。

           微笑みながら引きつったんで何とも微妙な顔。

           

          「たまたま聞いたんやわ。彼女いるんやて? もしまだ向こうの彼女が続ける気だったらどうすんの? 向こう切んの? 切れないよね、今すでにこういう状態だもんね。私ねえ、申し訳ないけど2番目はやだわ。ていうか」

           

           ここまで一気に言ったあと、

           

          「それでもまだ、私と付き合いたいとか言う……? まさか言えんよなぁ……?」

           正直、2番目のキープにされていたことに対してはあまり腹立ってなかったんです。

           

           人間って、いつ何時に恋に落ちるかもわからないですしねえ。



           

           何が腹立ったかって、



           

           ちょっといい雰囲気かもなあ……



           

           と不肖にも感じてしまった私のこの甘っちょろい乙女心ですよ!!!

           

           みなさんもそんな経験ございませんか! うう……。

           

           結局、私の怒りのドス黒声にすっかりビビってしまったK君は、ごめんなさい、と言ってそれから連絡はありませんでした。

           ほらーやっぱ続いてたんじゃない。

           

           今考えれば、付き合う前にちゃんと解決できてよかったかな、とは思いますけどね。

           

           あれから10年以上経った今、ふと思うのですよ。

           

           彼の告白。

           

          「俺、おたふく風邪、やってないんだけど……それでもいい?」 

           

           これってつまり、

           

           おたふく風邪を生まれてこの方やってない=大人になってからの発症は生殖機能消失の恐れあり=となると子作りが難しいかも=そんな俺ですけどいいですか=それすなわち結婚前提のお付き合い


           そゆこと?


           今となっては真相は闇の中ですが、今は幸せに暮らしてるといいね。


           今私すごく幸せだから寛容。



          ******

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          ↓今年はいわゆる【二丁目】的なところへ行ってみたい。同士が集まる場所に行ってみたいのじゃよ。
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          まったり運転にしよう。

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             深夜の気温がマイナスとかじゃなくなってきました。
             もうすぐ春ですね。

             こんばんは、もずくです。

             馴れ初め、過去話、カム話とアップし終わり、とりあえずこれ載せておかなくては系が終了しました。
             今後はまったり運転に切り替えます。
             何か【コレ聞きたいわぁ】なんてことがありましたら、拍手ボタンのメッセージ機能やコメント欄をご利用くださいませ。

             どうでもいい話ですけど、皆さんのバイブル的漫画、何でしょうか。

             私はもうずっと【北斗の拳】から心変わりしません。

             ラオウが好きなんです。
             ラオウが好きすぎて、二人でスター○ックスに行く夢を見るくらいです。

             確か夢の中で私は、ラオウにアイスラテのグランデをおごってました。
             でもそのカップはラオウにとってはお猪口サイズでした。

             そして彼は私のことを


             うぬ


             と呼んでました。



             ええ夢やったわ……。
             



            ******

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            ↓何かたくさん押していただいて、一瞬20位以内に。本当にありがとうございます。ごっつ幸せです。
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            【カム】母の場合〜最終話。

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               さて、いざ母を目の間にしてみると、あれだけかためていた決意が揺らぎそうになります。

               実は前の晩、知り合いのFtMのMくんに相談しました。
               彼は家族や親族にカム済みでしたが、


              「自分の場合は、片親でしかも完全放任主義なんで、許すも何も無関心なだけです。もずくさんの場合は……ふた親さんご健在で、なおかつお母様はもずくさんと二人三脚状態だったんでかなりショック受けると思います。一生カムしないとう選択肢も、大いにありですよ」


               真剣に考えてくれて、ほんとにありがたかったです、


               それでも私は、今この機会を逃すと二度と勇気がわかないのではと思っていました。
               

               そもそも、私は母には頭が上がらないし、少しでも顔色が変わると【恐怖】すら覚える、ずっと【母が私の世界の中心】でした。大人になるまで、たとえそれが【母親のエゴ、気分次第の束縛】であったとしても、何も疑いませんでした。自分で歩けるようになってから疑問を持ち始めても、頑としてそれに立ち向かうのが本当に怖かった。だって相手は【世界】です。このニュアンス、わかっていただけると嬉しいのですけども。
               ましてや父親は超絶昔人間だから勘当必至だしで、本来なら墓場までもっていきたい、いやいくべきだとずっと思ってたんです。

               二人が幸せならば何を捨てたってかまわない、だなんてよく聞きますが、厳しい両親だったとはいえ、簡単に捨てる捨てられるなんて言葉でくくれるものでもありません。

               だって、私は欠陥だらけで生まれてきたのに両親は見捨てなかったわけで。
               世間から見たら【異常な共依存母娘】だったとしても、私は独り立ちできるまできっちり育ててもらえたわけで。

               めかぶと両親の狭間で揺れる私を、何より私自身がすごく責めましたし悩みました。
               でも、めかぶは、


              「私も大事、親も大事、友達も大事、そんなの当たり前。私の方が大事なら両親捨てろだなんて、そんな気構えでもずくのこと好きになったんちゃう。認めてもらうまでに普通の男女よりも時間がかかるし、死ぬまでそれがかなわないかもしれない、そのすべてを覚悟した上でもずくと一緒になったんやよ、忘れたらあかんよ」


               この言葉で、決意が固まりました。

               

               他愛のない話をして、少し間が空いた時、私はきりだしました。

               以下、会話形式で進めます。


              もずく:母ちゃん、ずっと黙ってたことがあるんですけど……。

              おかん:なにぃな、急に。お金はなぁけんね

              もずく: ! え、い、いや、お金ちゃいますよ!

              おかん:あんたがたいがいしおらしくしよるときは、たいがいそれやけん。

              もずく:マニーからとりあえず離れてください。全然違うから。

              おかん:じゃあなんやな。

              もずく:あの……ええと……。


              〜2分経過〜


              おかん:まどろっこしい! 言うなら言う! 言わんなら言わない! どっち!

              もずく:あの、あの、私、どうやら性別に問題があるようなんですけども!

              おかん:……

              もずく:好きになる子は、ほっとんど女性なんです。

              おかん:……

              もずく:めかぶも……恋人として、お付き合いしています……。




               黙り込む母。

               重くのしかかるような空気。

               胃が少しずつしおしおと痛みだし、次の言葉が出ずにうつむく私。



               すると、その静寂を切り裂いたのは、おかんのとてつもないセリフでした。



              おかん:それは、セックスもしてる仲、そういうことか。


              もずく:え……はい!?



               いったい何なんでしょうか。
               ミサにしてもおかんにしても、最初に聞く話題が夜のことって、何なんでしょうか。 
               わかった、ぇろぇろ星人なんだ。


               ……。


               おかんがそれってことは、私にもその血が!!
               私もぇろぇろ星人!!!


               まあそうなんですけども。(肯定)


               あまりのとんでもない質問に羞恥心が勝って、私はいいえ! と答えてしまいました(激嘘)。すると母は、


              おかん:そんなんほんまの愛じゃないわぁ。ままごとや。ほんとに愛してたら、全部ほしい、ちゃう? 君がそばにいてくれたらいいわーってのは愛でも何でもない、ほんまの自己満足やけぇ。あんた、それなんか?


               ちがいます。
               告白する前に手を出しといてなんですが、愛してます。心の底から。


              もずく:すいません、してます……。

              おかん:そおか……。

              もずく:めかぶと出会って、仕事にも身が入るようになって、お互いポジティブに頑張れてるんです。

              おかん:たしかにあんた、仕事最近めっちゃ頑張っとるけなぁ……。


               困ったようなため息をひとつつくと、母はゆっくりと話し始めました。

               そう、それこそ、衝撃の告白を逆にされてしまったのです。


              おかん:あんたがそういう子ってな、むかーしから気付いてた。それで悩んでるのもずっとわかってた。でもな、悲しいけど私はごく普通の親やけん。手放しで喜べることじゃないのはわかるな?

              もずく:(黙ってうなずく)

              おかん:だから、こっちからは何にも言わんかったん。でもな……。

              もずく:え、な、何?

              おかん:前みたいな彼女とまた付き合ってるようなら、もう絶対首絞めてでも反対してるわ!



              えーーーー!?

              ばれてるーーーーーーー!!??



              もずく:え、あの子のことも……わかってたんでしょうか……?

              おかん:毎日足しげく会社まで迎えにいくわ、会いたい言われたら深夜でも市内まで車飛ばすわ、気づくじゃろ……。

              もずく:……。

              おかん:まだ、めかぶちゃんのことは全部わからん。だから、いいんとちゃう、とはよういわん。

              もずく:うん……。


               私のことには気づいていた母。
               母の中でもとてつもない葛藤があったに違いない。
               それならせめて、何とかめかぶを認めてもらいたい。私が一番安心する人であることをわかってもらって、母にも安心してもらいたい。

               すると母は、


              おかん:人を好きになるっていうのは、自由やから止められん。止めるのも、おかしいわな。

              もずく:うん。

              おかん:あんたとめかぶちゃんが本気なら、証拠を見せてほしい。

              もずく:証拠……?

              おかん:反対したいからこんなことを言うんじゃないし、駆け引きでも取引でもない。あんたたちを快く、心から認めたいんよ。だからこそ、ああ、もうこの子らは大丈夫やなって思わせてほしい。

              もずく:わかった……けど、どうしたらええんかな。

              おかん:あんた、まだ自営の借金とかもろもろ残ってるじゃろ。めかぶちゃんも、前の人が残した借金とか、あるんじゃろ。合わせたら相当な額になると思うけど……。

              もずく:ああうん……あるね。
              (※:ちなみに約800万です。内訳は前カノの借金500+私の自営借金200+めかぶの前旦那の借金100だったかな。首つってもおかしくないお値段)


              おかん:全部、クリアして見せて。

              もずく:!

              おかん:二人で頑張ったらできないことはないというところを、それをもって証明して見せて。何年かかってもいい、根性見せてみぃ。


               母が出した条件。
               それは、二人が背負った膨大な借金を完済してみせろ、というものでした。
               当然年単位、しかも私たちの給料なら10年以上いや、下手したら20年はかかります。それでもあえて、母はこのミッションを私たちに課しました。


               不思議と、その条件を出されたことに腹は立ちませんでした。
               むしろ、感謝したいくらいでした。
               本当は、言われなくても二人で力を合わせて完済しようと決めていたことですし、なにより即反対ではなく証明のチャンスの場をもらえたことがすごく嬉しかったのです。
               


               私は必ず完済すると約束し、心から感謝を述べて母と別れました。
               そしてそれをめかぶに伝え、以後私たちはそれこそほとんどの友人から疎遠になり、ひたすら働く日々を送ります。

               しかしその間も母は、何かにつけ私たちを呼んで食材をくれたりして支援してくれました。

               もちろん、今までべったり親子だった私たちですからお互いの気持ちのやり取りがうまくいかず、言い合いをすることもありました。母にしたら、私を取られた、という嫉妬もあったのだと思います。
               でも私は、絶対にキレるわけにはいきませんでした。
               この短気な私が、絶対キレなかったんですよ! びっくり!
               だってそこでキレて母の信頼を失ったら、何もかも水の泡です。めかぶへの印象が悪くなるだけです。
               なのでどんなに理不尽なことを言われても、その場は素直に頭を下げて、帰ってから布団に百裂拳を見舞ったことも多々ありました。


               初期は、厳しいことばかりめかぶに要求する母に苦悩しましたが、


              「だいじょうぶ、何を言われても頑張れるよ。取ったからには、自分を投げ打ってでも大切にしなきゃいけないからね」


               と、めかぶは四六時中仕事に没頭しました。


               それでも母はちょこちょこ支援を続けてくれ、ついに4年目のある日、私たちは借金を完済しました。

               4年て。
               どんだけ馬車馬だったかお分かりいただけるかと……。

               残高が0になった瞬間、二人で無言で抱き合って泣きました。
               それを母に報告しに完済書類をもって訪れると、母は満面の笑みで、


               頑張ったなぁ、ほんま頑張った。
               こっからやで。
               こっからが人生長いんでぇ。
               二人でちゃんと、支え合わないかん。
               めかぶちゃん、うちの子これ以上病気させたらしばき上げるけど、ほんとよろしく頼むね。



               めかぶが、凛とした声ではい、任せてくださいと答えた姿に涙腺が破壊され、私はひたすらえぐえぐ泣いていました。



               以降、母も我々もフツーに会ってご飯食べたり買い物に行ったりします。
               それどころか、私が母に電話して話していて、あ、めかぶに変わるわーと受話器を渡すと絶対に戻ってこない


               めかぶ:あ、おかーさん、もずくに返さなくていいですか、でんわ……


               おかん:いらん! おっやすみね〜〜



               プツッ



               ツー
               ツー



               ……。


               愛、覚えていますか。





               ともかく、いろいろびっくりさせられた母へのカムですが、今でも本当に感謝しています。
               今でもたまに無理難題を言うこともありますが、いい距離を保ちながらお互いにあまり干渉せず暮らしています。いつかめかぶを養子に、という件も真剣に考えてくれているようです。


               これからも、恩返しするためにも頑張らなあきませんね。

               そしてめかぶ。

               あなたほど有言実行の人をわたしゃ見たことがないよ。
               かっこいいよ。尊敬する。

               私これからも頑張って働くから。
               頑張るから、いくらでも服、買ってあげるから、


               着心地がいい


               そんな理由だけで毎日愛用しているその


               穴だらけのセーター


               もういい加減……フェレットの布団にしようぜ……。





              ※ちなみに、初代もずめか日記から読んでくださっていた皆さんはご存知かもしれませんが、うちはフェレット3本、チワワ2匹がいる動物園です。
              今年に入りフェレット1本がお星様になってしまったので、3本になりましたがみんな元気ですよ!


              ******
              ★拍手お返事
              ・ななしさん…お仕事お疲れ様です! 気になるカム母最終話です。お楽しみいただければ幸いです!


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